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京都から新宮までを結ぶJR特急くろしおの紹介

特急くろしお号は、京都、新大阪から和歌山、白浜、新宮方面へ向かう特急列車です。
特急くろしおが最初に設定されたのは、1965年、当時は天王寺から新宮を経由して名古屋までを結んでいました。しかし、1978年に和歌山〜新宮間が電化され、天王寺から新宮はくろしお号、紀伊勝浦、新宮から名古屋間は南紀に統一されました。
1989年には、381系のグリーン車をパノラマ型先頭車に改造した特急スーパーくろしお号が運行を開始。同時に天王寺から梅田貨物線を経由して、新大阪、京都まで運行を拡大しました。
1996年には、283系による特急スーパーくろしおオーシャンアロー)の運転を開始し、1997年に列車名をオーシャンアローに変更しました。
2012年には、スーパーくろしおオーシャンアロー、くろしおを、すべて特急くろしお号に統一し、今日まで走り続けています。

主に現在は新大阪発着とし、一日1本のみ京都まで延長運転をしています。
主な停車駅は、京都、新大阪、天王寺日根野、和歌山、海南、御坊、紀伊田辺、白浜、周参見、串本、古座、太地、紀伊勝浦、新宮です。
一部列車は、上記の他にも西九条、和泉府中和泉砂川、箕島、藤並、湯浅、南部にも停車します。

使用車両は振り子装置付きの283系、振り子装置がついていない287系と、289系です。
車内設備は、グリーン車と指定席があり、自由席は2022年のダイヤ改正で廃止されました。
通常は6両編成での運転ですが、多客期には、3両を増結し9両編成で運転されます。
また、287系の3編成には、白浜にあるアドベンチャーワールドとコラボしたラッピング列車となっておりパンダくろしおと呼ばれています。特急くろしお1号、25号、4号、26号はパンダくろしおで運転され、他の列車にもパンダくろしおで運転されることもあります。
京阪神地区から和歌山、白浜、新宮方面へ旅行される際には、特急くろしお号をご利用ください!