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京都から倉吉までを結ぶ特急スーパーはくとの紹介

特急スーパーはくとは主に京都から京都線神戸線山陽本線智頭急行線、因美線山陰本線を経由し、倉吉まで(一部列車は鳥取まで)を約2時間半で結んでいる特急です。
座席は自由席、指定席、グリーン車があります。

通常は5両編成で運行されていますが、繁忙時には増2号車が増結され、6両編成で運行されます。その際、2号車が2両あるという面白いことになります。

HOT7000系

区間に大阪から山陰地方を結ぶ、特急はまかぜというものも存在しますが、姫路から兵庫県の豊岡方面まで北東に進み、そこから西へと進路を変えるので、走行距離が長く、乗車券、特急料金ともに高くなり、所要時間も増えます。さらに、鳥取まで行く特急はまかぜ号は1日1往復しかないため、山陰、鳥取へ行くには、特急スーパーはくとがおすすめです。
スーパーはくと号に使用される車両は、智頭急行という第三セクターが所有するHOT7000形気動車で、HOTは、兵庫、岡山、鳥取のローマ字の頭文字から取られています。
しかし、そのHOT7000形も1994年から製造が開始され、車齢も30年を迎え、老朽化が進んでいます。
そのため、智頭急行は2024年ごろに新しい特急形車両を開発するそうです。
スーパーはくとには、洗面器などに、伝統工芸品が使用されています。

停車駅は、京都、新大阪、大阪、三ノ宮、明石、姫路、上郡、佐用、大原、智頭、郡家、鳥取、倉吉です。
1部列車は、途中上記の停車駅の他に神戸、西明石加古川にも止まることがあります。
また、鳥取大学の入試に合わせて、年に一回、ビクトリーはくとという、HOT7000形を使用した臨時列車が運行されます。
魅力たっぷりのスーパーはくとで旅行をしてみませんか?