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大阪から和倉温泉までを結ぶJR特急サンダーバードの紹介

特急サンダーバードは、1995年に、485系電車で運転されていた特急雷鳥号の一部列車に、新型車両681系を投入し、運行を開始したのが、スーパー雷鳥号、1997年のダイヤ改正より、サンダーバードと呼ばれるようになり、今日までJR西日本の看板特急として運行されてきました。

左が681系、右が683系

1997年の設定された当時は、大阪から、富山、魚津までを結んでいましたが、2015年に北陸新幹線が開業したことにより、富山、魚津〜金沢間の特急サンダーバードは廃止、運行区間は大阪〜金沢、一日1往復のみ和倉温泉まで行くのみとなっています。
金沢から富山間は新幹線つるぎ号、黒部宇奈月温泉以東へは、停車タイプの新幹線はくたか号で代替されています。
2022年現在、特急サンダーバード号は25往復運転されており、先述の通り、1往復は和倉温泉まで運転されています。全列車が、山科駅から湖西線に入り、敦賀方面へ抜けていきますが、湖西線は比良おろしと呼ばれる強風の影響で湖西線が不通になった時に、琵琶湖線を経由して、米原へ迂回運転をする時があります。使用車両はJR西日本の681系、または683系電車です。
車内設備は、1号車が基本的にグリーン車、5、6号車が自由席、他は指定席となっています。
また、月曜日限定(月曜日が休日の場合は火曜日)に、京阪神から北陸方面への単身赴任者への利用を見込み、大阪発金沢行きのビジネスサンダーバードが運行されています。停車駅は、大阪、新大阪、京都、敦賀、武生、福井、芦原温泉、小松、金沢で、自由席のみの設定になっています。
元々は6両編成で運転されてきましたが、2009年からは3両編成での運転となっています。

特急サンダーバード号の主な停車駅は、大阪、新大阪、京都、敦賀、武生、鯖江、福井、芦原温泉加賀温泉、小松、金沢です。
一部列車は、他にも、高槻、堅田近江今津松任にも停車します。
最も少ない停車パターンの列車(9号、37号)では、京都の次が福井、その次が金沢という、とても少ない停車駅で運行されていることもあるので、乗車される際には、停車駅には十分注意してください。
JR西日本の看板特急で、北陸を旅してみてはいかがでしょうか?